犬は生後6カ月位までに脳や行動・感性が急激に成長する時期です。
だからこの時期に多くの刺激（人・犬・車・音・他の生き物）に対応できる様に数多くの経験を通し自信をつけさせる必要があります。

人に例えると幼児期から成人するまで自宅から1歩も外出せず、誰とも一切会わず・色々な物音を開かずに育つようなものです。そのために他犬との挨拶の仕方がわからないので過剰反応をしてしまいます。だからワクチネーション（接種後10日過ぎ）が済んだら愛犬に対し色々な経験をさせることをお勧めします。
犬の社会化もトレーニングも時期が大事で一度悪い習慣が身についたら（マイナス）なかなか取り除くことは難しくなります。だから悪い習慣が身につく前（ゼロ）からのスタートが大事です。

本来は親犬・兄弟犬・群れなどの中でいろいろな経験を通し社会化は進んでいくのです。しかし、その前に親犬や兄弟犬から引き離され新しい飼い主さんの元へ行きます。
そこでワクチネーションが終了してお散歩デビューをし、たくさんの経験を通して社会化が進んでいくのでしょうが、 又そのような環境に恵まれることも少なく、そこで必要になってくるのが子犬のデイケアーです。他の子犬と触れ合うことによってまずストレスが発散でき、ペットシーツや飼い主の手を咬んだり等いたずらをすることが減少します。

他に遊びや子犬同士のケンカにより（ケンカも勉強）犬社会のルール（挨拶等）を学んでいきます。